——蓋をした気持ちは、何度でも顔を出す——
気づかないふりをしても、なくならない
「まあ、いいか」
「こんなことで悩むのはやめよう」
「気にしないほうがいい」
そうやって、自分の気持ちをなかったことにする。
見ないふりをする。
でも、本当にそれで終わっているんだろうか?
置き去りにした気持ちは、消えたわけではない。
ただ、行き場をなくして心の奥に沈んでいくだけ。沈んだものがどんどん溜まっていく。
そして、時間が経つとともに、また別の形で表に出てくる。
別の出来事であっても、何かあの時と同じ気持ちになる。
蓋をするたびに、また同じことが起こる
なぜ、同じような出来事が繰り返されるのか?
それは、感情が解決されていないから。
たとえば、「人に頼るのが苦手」という人がいたとする。
子どもの頃、親に甘えたかったのに「自分でやりなさい」と言われ続けた。
その結果、「私は誰にも頼ってはいけない」という思い込みができる。
すると、大人になっても——
・何でも一人で抱え込みすぎる
・助けてほしいのに、うまく頼めない
・本音を出せず、人間関係にストレスを感じる
こうしたパターンが繰り返される。
このとき、「私は人に頼るのが苦手なんだな」と気づくだけでは不十分。
なぜなら、感情の元になっている 「誰にも頼ってはいけない」という思い込み を癒していかなければ、根本的な変化は起こらないから。
気持ちを置き去りにしないために
では、どうすればいいのか?
大切なのは、単に「気持ちを受け入れる」だけでなく、構造的に理解すること。
① 何が起こったのかを正しく認識する
「私は人に頼るのが苦手」ではなく、
「頼りたくても頼れない状況が続いたことで、そういう思考になった」と、事実だけを見る。
② 当時の感情を特定する
その状況で、本当はどんな感情を持っていたのか?
寂しかった?悲しかった?悔しかった?
押し込めてしまった感情をもう一度言葉にしてみる。感じてみる。
③ 今の自分の行動パターンと結びつける
「あのとき助けを求められなかったから、今も無意識に同じことを繰り返している」
そう気づくことで、無意識の反応が減りっていく。
感情は、ただ流せばいいものではない。常に溢れ出る感情は自分を知るきっかけ、
過去と現在の繋がりを理解し、無意識の思考〈思い込み〉の枠組みを変えることで、初めて手放すことができる。
深掘りは、一人では難しい
ただ、ここで問題がある。
自分ひとりで、これをやるのは難しい ということ。着地する前に諦めたり、違う着地点に到着したら…
人は、自分の思い込みの中にいるとき、その思い込みが「当たり前」になってしまっていて、自分では気づけないことが多い。
だからこそ、誰かの視点が必要になる。
もし、
「自分の感情をもっと深く理解したい」
「なぜ同じパターンを繰り返してしまうのか知りたい」
そう思ったなら、一人で抱え込ずご相談を。私は、本当の気持ちに気づくお手伝いができます。
気持ちを置き去りにせず、ちゃんと向き合い、心の奥底から納得する、腹落ちする着地点を共に見つけましょう。
真の納得を得た時、あなたの中で何かが動き出す。私はそう信じている。

